園外保育の情景(園の紹介カテゴリのイメージ)

健脳食給食とからだづくり

京都きらら学園では、給食は「健脳食給食」を取り入れています。健脳食給食とは、アルカリ性食品やカルシウムを多く含んだ和食を中心とした献立の給食のことです。また子ども達のからだづくりのために、毎日できるだけ薄着で過ごすことも実践しています。

健脳食の給食・おやつ

健脳食の献立とは

健康な体を作るには、一番大切なのは食生活ではないかと考え「健脳食」を取り入れています。これは、心身を健康にして大脳の発達を促すと言われる、アルカリ性食品やカルシウムを多く含んだ、かみ応えのある次のような献立 ― 魚、豆腐、根菜、緑黄色野菜、海藻類、果物、梅干、ゴマなどを多く使用した、和食の献立のことです。そして主食は五分づきの玄米と麦を7対3で混ぜており、よく噛んで食べるようなものにしています。

またおやつとしては、木の実や昆布、いりこやさきいか、などを出しています。これらは栄養価が高く、かみ応えもあり、毎日少量ずつ、つづけて常食することで、脳のはたらきをよくし、骨のがっちりした、たくましい心身を育てることに寄与できると思います。

入園後、ご家庭での食事も含めて健脳食を続けていると、どの子も精神的に安定し、何をするにも集中できるようになります。

ねらい

  • 水曜日を除き、全園児に給食を実施しており、手づくりのあたたかい食事がいただけます。
  • 「同じかまのめしを食う」ということばがあります。お友だちといっしょに食事するという体験が、仲間意識を高めます。
  • 午前中の活動では運動量が多く、お腹も空きますから、ほとんど残さずに食べてくれます。食事のぜいたく、わがまま、偏食などが矯正されます。
  • 配膳、食作法、後始末まで、みんなで協力します。食事の規律やマナーがしつけられます。

雑誌・新聞でも紹介されました

当園の健脳食給食は国内でもまだ珍しい取り組みで、園の内外で話題になり、読売新聞、主婦の友社「Baby-mo」、小学館のドラゼミ会報誌「ドラえもんだより」等からも取材に来られ、記事を掲載して頂きました。

健脳食給食の例

健脳食給食の例1
▲ある日の給食 その1
健脳食給食の例2
▲ある日の給食 その2

健脳食おやつの例

健脳食おやつの例:イリコ
▲イリコのおやつ

雑誌に掲載されました

Baby-mo2006年12月号第1付録
▲Baby-mo2006年12月号第1付録の記事(約3Mバイト)

裸足、薄着の奨励

なぜ裸足、薄着をすすめるのか

京都きらら学園がからだづくりで取り組んでいるもう一つは、薄着、裸足の奨励です。けっして強制的にということではありませんが、出来るかぎりの薄着を当園ではすすめています。ひとつには、活動のしやすさということがありますし、もうひとつは、風邪を引かない丈夫な体を作りたいということがあります。さらには、寒いときにも薄着を通すことで、たくましい精神を育てたいということもあります。気温とのかねあいのなかで、お子さま方の体調には充分に注意をはらっておりますので、どうぞこの点につきましても充分なご理解をいただきたく、お願い申し上げます。

ねらい

  • 夏は短パンに半袖の生活、冬に向けては薄着を奨励します。
  • こどもの環境適応能力は、大人にくらべてはるかに大きく、普段から薄着で生活することによりエネルギー調整能力が高まり、冬にかぜをひかない、夏に汗をかかない健全な身体が育成されます。
  • 骨格も神経も太くなり、夜泣き、カン虫、夜驚症がなくなります。
  • 「老化は足から」のことばの通り、足の裏には内臓をはじめ、全身につながる自律神経が集中しています。
日課活動
日課活動