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クボタメソッドについて➀

2019.9.11掲載

「クボタメソッド」とは

「クボタメソッド」は、世界的な脳科学の権威・久保田競博士と、夫人の久保田カヨ子先生、そして主婦の友社が約30年前に共同開発した、乳幼児の脳を育てることに特化したプログラムです。

子どもの脳、そして才能を最大限に伸ばし、真の賢い子を育てる育脳法として、多くの教育者や親御さんに支持を受けています。

しかし「クボタメソッド」は、「早期教育」ではありません。日々の育児の中で、遊びを通して、月齢や発達時期にふさわしい刺激をできるだけ無理なく、たくさん与えるために考えられた子育て&教育法なのです。

0才~5才ぐらいまでは脳の成長の黄金期です

生まれたばかりの赤ちゃんの脳には、大人と同じ、約140億個もの神経細胞があります。ところが細胞同士はつながっていないため、まだうまく働かせることができません。

この細胞同士をつなげるのが「シナプス」。赤ちゃんの脳は、見る、聞く、ふれる、体の筋肉を動かすなど、多くの刺激を受けて、神経回路が作られることで育っていきます。



ちょうどおでこの裏のあたり、大脳皮質の前方に「前頭前野」と呼ばれる領域があります。人間の行動は「前頭前野」でコントロールされていて、集中力、思考力、計算力、記憶力、決断力などは、どれも前頭前野の働きです。ですから、頭がいい子に育てたければ、小さいころから「前頭前野」を鍛えればいいのです。

しかも、前頭前野がもっとも発達するのは0才~5才までと言われています。子どもが楽しいと思う刺激のほうがどんどん発達しますから、前頭前野を鍛えるなら、脳を育てるのにふさわしいおもちゃを選んで、楽しく遊ばせることがいちばんです。

「頭がいい子」とは問題の本質を見抜き、解決するために自分で行動できること

このように、乳幼児期に親がどれだけ積極的に働きかけるかで、頭のいい子に育つかどうかが決まります。

では「頭がいい子」とは、一体どういうことを指すのでしょうか。

久保田先生は「学校の成績がよいことも、一流大学に入ることも、「頭がいい」ことの一つかもしれませんが、それは「頭がいい」ごく一部でしかありません」と言います。また、IQ(知能指数)を気にする親御さんもいらっしゃると思いますが、これもいわゆる「頭がいい」ことと100%イコールではない、と。



IQをはかるための知能テストは、考えたり、計算したり、言葉がつかえたり、学習したりといった「知能」を測定するもので、これは「前頭葉」「頭頂葉」など脳の働きの一部だけをはかるものだからです。

さらに「頭のよさは遺伝だ」と考えている方も少なくないと思いますが、遺伝の影響を受けやすい脳の部分は、脳の正中線に近い場所にあります。これに対して「育脳」に大きくかかわる「ワーキングメモリー」といったシステムに関係する脳の部分は、遺伝の影響がほとんどない場所にありますから、一概に「頭のよさは遺伝だ」とも言い切れないそうです。



背の高さや顔の形は親から子へ遺伝し、基本的な神経細胞の構成、知能や才能の一部も遺伝によって決まります。しかし遺伝ではなく、生まれてからの環境やいわゆる赤ちゃん教育(=育脳)によって影響を受ける部分が、脳にはたくさんあるのだそうです。「あたまがいい」とは、人によっていろいろな考え方があると思いますが、「クボタメソッド」では何か問題にぶつかったときに、その問題の本質を見抜き、どうすればそれを解決できるかを考え、行動できる能力のことと考えています。



つまり、学校の成績で大切な記憶力や集中力だけでなく、感受性、積極性、独創性、社会性、意思、運動能力、注意力など、さまざまな能力がバランスよくすぐれていることこそが「頭がいい」ということなのです。

こうした総合的な問題の解決力は、大脳の前頭前野の働きによって決まります。それには、赤ちゃんのときから脳にたくさんの刺激を与え、脳を効率よく発達させていく必要があります。



「育脳」「幼児教育」というと、何か子どもに特別なことをさせて負担をしいるように思う方がいるかもしれませんが、それはまったく違います。ふだんの育児の中で、何気なくやっていることを、その月齢や時期にあわせた刺激にして脳に働きかけ、脳の働きを高めること、それがクボタメソッドなのです。

「クボタメソッド」のカリキュラムを実践すると、2才になるころには、多くの子が90分間落ち着いて机にすわっていられるようになります。集中力がついているから、飽きずにひとつのことがこなせます。話をしっかり聞き、理解し、課題をこなすことで、自分の考えをまとめ、それを伝える力の基礎が育つのです。

さぁ、お子さんが本来持っているすぐれた能力を最大限に伸ばしていきましょう!